過去に何度も参加してきた、ヨガ合宿・半断食合宿。
前回参加したのは確か2018年1月だったので…なんと今回は 8年8カ月ぶり の参加になります!
▼なぜ今回4泊5日を選んだのか
これまで参加した半断食合宿は、今回を含めて通算8回ほど。
振り返ると、5泊6日 × 2回、4泊5日 × 2回、残りは2泊3日だったと思います。
この8年8カ月の間にも、ミネラルファスティングや酵素ファスティングには時々チャレンジしていたものの、こうした“合宿型”の断食は本当に久しぶり。なので今回は少し緊張しつつも、ワクワクした気持ちで伊東へ向かいました。
では、なぜ今回4泊5日に参加しようと思ったのか?
過去に5泊6日を経験していると、正直なところ2泊3日では少し物足りない感覚があって…。心身ともに整い始めた頃に終わってしまうような、「まだ出し切れていない」と感覚が残るのです。今回は2泊3日のプランもありましたが、ちょうど時間の都合もついたこと、そして何より、私にとって5月は一年の中でもとても相性の良い季節。新緑の空気や気候の心地よさも含めて、このタイミングで4泊5日を体験してみたいと思いました。今回の目的は、ひとことで言うなら「リセット」。
身体のことだけではなく、思考や感情、日々の流れや生活リズムも含めて、一度静かに整え直したい。そんな気持ちが、今回久しぶりに合宿へ向かう大きなきっかけになりました。
▼半断食を続けて見えてきたこと
そもそも「半断食って何?」という方は、まずはこちらをご覧ください。
ファミリーヨガ 半断食・ヨガ合宿案内
今回は備忘録も兼ねて、実際に参加して私自身が感じたこと、気づいたことを残しておこうと思います。
2011年〜2018年の間に7回参加していたので、当時は毎年のように通っていました。
最初に参加した頃は、正直「何がなんだか分からない」という状態。
身体もとても辛く、知識不足だったこともあり、帰宅後もうまく体調を整えられず…。今では信じられないくらい、体重がどんどん落ちていきました。
もちろん、断食の目的は「減量」ではありません。
でも、痩せた経験のなかった当時の私にとっては、辛さの中にも少し嬉しさがあったのを覚えています。
ただ、本当に大きかったのは体重の変化ではなく、「自分の身体と向き合う時間」ができたこと。
初めての半断食合宿から数年をかけて、食べ方や食事のスタイルも少しずつ変わっていきました。すると、身体にもさまざまな変化が現れるようになったんですよね。
そこで安心したのか…いつの間にか合宿から足が遠のき、数年。
体重はみるみる増加し、身体の不調も少しずつ増えていきました。
特に直近で受けた手術後の下半身麻酔の影響なのか、腰の状態がどうにも戻らず、ひどい時には身体を起こすことすらできない日もありました。それを理由に動く時間も減り、どんどん悪循環になっていました。
そんな中で迎えた、久しぶりの合宿。
年齢を重ねた今、身体はどう反応するのか。
久しぶりの半断食で、どんな変化が起きるのか。
少し不安もありましたが、結果的には昔より反応も穏やかで、思っていた以上に快適に過ごすことができました。
それはきっと、先生方のサポートのおかげでもあります。
昔の私は、多少つらくても「これくらい伝えるほどでもない」「我慢するものなのかも」と思ってしまうところがありました。でも今回は、小さな違和感や不調も素直に先生方に相談することができたんです。
そのことで、身体も気持ちもずいぶん楽に過ごせたように思います。
そして今回は、パソコンを持っていかず完全にお留守番。
「パソコンを開かない日なんてなかった」というくらいの日常だったので、それだけでも身体にとっては大きな休息だったのかもしれません。普段は気づかない何気ないこと。
でも実は、それが自分にとって負担になっていたりする。
そんなことを改めて感じる、振り返りの時間にもなりました。
今回の合宿は、身体だけでなく、心や生活そのものを見直すような、とても充実した時間だったように思います。
▼身体の小さなサインに気づく
というのも、身体の巡りが悪く、滞りやすい体質の私は、以前参加していた頃は、しょうが湿布をしても血流反応が悪く、全然赤くならない。温熱療法でもなかなか汗が出ない。
そんな状態だったのですが、今回は「あれ?人並みになってるかも?」と思うくらい反応が違っていました。
思わず先生に、「観察しがいのある生徒さんっていらっしゃると思うんですが、私もその一人ですよね?(笑)」
と言ってしまったほど。
昔参加していた頃は、日頃の不摂生の反動なのか、とにかく反応が強烈で…。
常に二日酔いのような状態で、先生のお話もまともに聞けず、もちろん頭にも入らず(笑)
でも、数を重ね、さらにそこから長い年月が経ったからこそ、今回あらためて気づけたことが本当に多かったように思います。
以前、先生から
「食事、きつかったら残してもいいのよ」
と言われた時、
「えっ?これしか食べられないのに残すなんて!」
と思っていました。
でも今回、初めて食事を残しました。
その時ようやく、先生がおっしゃっていた意味が分かったのです。
例えば、うどんは食べられた。
でもパスタは入らなかった。
「この汁を飲み切ったら、締まって頭痛くなりそう…」
そんな感覚が、今回はちゃんと分かったんです。
以前はそれが分からず、「もったいない」「せっかくだから」と食べ切ってしまい、その後激しい頭痛を起こしていました。
体験していない方からすると、
「えっ?そんな少しで?」
「何のこと?」
と思うかもしれません。
でも、本当にほんの一口でも身体の反応が変わることがある。
そして、その小さな変化を見逃さない感覚が、とても大事なのだと実感しました。
もちろん、日常に戻れば、その繊細なセンサーは少しずつ鈍っていくと思います。
でも、一度身体で体験した根本的な感覚は、確実に残る。
それを実感できたことも、今回の合宿での大きな発見のひとつでした。
▼「人の話を聞く」ということ
それと、今回もうひとつ、とても心に残った先生の言葉がありました。
「コミュニケーションが取りにくい時は、人の話をよく聞きなさい。」
そして先生は、
「人の話をよく聞くとは、“質問すること”」
だと話してくださいました。
これは、人の話をしっかり聞くことが苦手な私にとって、とても大きな課題でもあります。
帰り道、その言葉を自分なりにずっと考えていました。
“人の話をよく聞く”というのは、ただ相手の話に「うんうん」とうなずくことではなく、相手の気持ちに寄り添うことなのかもしれない、と。
例えば、靴を脱いで入る部屋から出る時。
さっと靴を出してもらえたら、それはとても嬉しい気遣いです。
でも一方で、セルフサービスのお店などで、お友達がお茶を持ってきてくれたとしても、もしかしたら相手は「お水が欲しかった」のかもしれない。
あるいは、「白湯だけでよかった」のかもしれない。
もちろん、気にかけてもらえること自体はとてもありがたいこと。
でも本当に大切なのは、
「お茶を持ってくるけど、同じもので大丈夫?」
「何か希望ある?」
と、一度相手に確認することなのだと思いました。
以前、占い師さんに手を見てもらった時、開口一番、
「あなた、おせっかいね〜」
と言われたことがあります。
その時は「そうなんだ…」くらいにしか思っていませんでした。
“気が利く”と“おせっかい”は似ているようで、実は全然違う。
そして今振り返ると、おせっかいというのは、「相手の話を聞いていない」ということでもあるのだと、少し分かる気がします。
月日が経って、いろいろな経験を重ねた今だからこそ、あの言葉に妙に納得する部分が増えてきました。
きっと私は、知らないうちに人に嫌な思いをさせてしまったこともたくさんあると思います。
だからこそ、ひとつの視点や思い込みだけにとらわれず、もっと広く相手を見ること。
相手の気持ちを確認すること。
それはこれからも、私にとって大きな課題になりそうです。
▼手間と思うか、喜びと思うか
帰宅後もしばらくは動物性のものを控えつつ、食事を整えながら、さらに身体の観察を続けていきたいと思っています。
「動物性なしで何を食べるの?」
これも本当によく聞かれる質問です。
確かに、野菜料理って手間がかかります。
下ごしらえも多いし、時間も必要。
でも今回、ご一緒に参加された方が、とても素敵な言葉を教えてくださいました。
「手間と思うか、喜びと思うか。」
本当にその通りだなぁ…と。
同じことをしていても、“やらなければならないこと”と思うのか、“自分を整える時間”と思うのかで、感じ方はまったく変わってきます。
今回も、本当に学びの多い4泊5日でした。
この気持ちを忘れずに、
できることからコツコツと。
無理なく、無駄なく、続けていくこと。
それが今の私にとって一番大切なのだと思います。
▼先生方への感謝
そして何より、この合宿を何十年も続けてこられた先生方には、本当に感謝しかありません。
朝早くから夜遅くまで、常に私たちに寄り添い、疲れているはずなのに、
「先生、お腹ほぐしてもらえますか?」
そんなお願いにも、夜遅くまで丁寧にお手当してくださいました。
本当に長い5日間だったと思います。
世間一般なら、もう悠々自適に引退されていてもおかしくないお年頃です(笑)
そんな先生方と、今回はゆっくりお話できたことも、とても嬉しい時間でした。
本当にお世話になりました。
次回開催はこちらです。
一般の方でも参加可能とのことですので、気になる方はぜひご覧ください。











